【解説】マレーシア マラッカからシンガポールへのバスでの行き方と注意点

トラベル編
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本記事ではマレーシア マラッカからシンガポールへのバスでの行き方について写真と共にわかりやすく解説していきます。

日本では陸路で国境を越えることはないので、バスで国境を越えるということにいまいちピンと来ない方が多いのではないでしょうか。

バスで国境を越える際の注意点も含め詳しく解説していますので、陸路での移動を検討されている方は是非本記事を参考にしてみてください。

※シンガポールに入国するには、事前の電子入国カード(シンガポールアライバルカード)の提出が必要となります。↓の記事でシンガポール電子入国カードの申請方法をわかりやすく解説しているので、入国予定のある方は参考にしてみてください。

マラッカのバスターミナル位置

マラッカのバスターミナルは、マラッカ市内から車で約20分ほどの場所にあります。

Grab Taxiなどを利用してバスターミナルまで移動しましょう。

バスターミナル名:Melaka Sentral Bus Terminal

住所:Jalan Tun Razak, Plaza Melaka Sentral, 75400 Melaka

チケットの購入方法

バスターミナルにチケット発券機があるので、バスに空きがあれば当日でもチケットを購入することは可能です。チケット発券機での操作がわからなければ有人のチケット窓口を利用しましょう。

当日でもチケットの購入は可能ですが、休日時などは下写真のようにかなり混雑します。休日と重なると当日窓口に行ってチケット完売ということも十分あり得ます。

休日時のチケットブース混雑具合

ですので、可能であれば事前に以下サイトからオンラインチケットを購入しておくことをオススメします。

Melaka Sentral Bus Terminal | Online Bus Ticket | BusOnlineTicket.com
Melaka Sentral Bus Terminal is the largest terminal in Malacca and has been operated for almost 20 years. Check schedule and book online easily!

事前にオンラインチケットを購入された方は、当日バスターミナルの下写真のチケットカウンターに行き、オンラインチケット購入のメールをカウンターの人に提示します。

そしてチケット発券手数料の1リンギット程度を支払い、紙のチケットを発券してもらいます。

有人のチケットカウンター

紙のバスチケットを持ってバス乗車口に移動します。それぞれのバス乗車口は電光掲示板に表示されているので、そこに表示されたバス乗車口番号を確認し自分の乗るバスの乗車口へ移動しましょう。

乗るバスを間違えることがないよう、バス乗車時に運転手にチケットを見せて確認すると安心です。

バス乗車口の様子

マレーシア出国審査

バスに乗車後、約2時間半ほどでシンガポールとの国境近くにあるマレーシア出国審査カウンターに到着します。

そこで一旦全員バスを降り、出国手続きを済ませます。(バスの運転手からも下車の案内があり、全員下車するので降りそびれることは無いです。また出国審査カウンターへは周りにいる人の後をついて行けば問題ありません。)

出国手続きが完了したら、乗って来たバスに再度乗車します。(自分の乗って来たバスを忘れないよう念のためバスのナンバープレートなどをメモ・写真を撮っておくと良いと思います。)

シンガポール入国審査

マレーシアとシンガポールを繋ぐ橋

マレーシアの出国審査を終えたら、再度バスに乗車してマレーシアとシンガポールを繋ぐ橋を渡ります。

橋を渡り終えると今度はシンガポールの入国審査カウンターに到着します。またバスの運転手より下車の案内があるので、ここで全員また下車します。

この時スーツケースを含む全ての自分の荷物を必ず入国審査カウンターに持って行くよう案内されます。入国審査時に手荷物の検査があるのと、バス自体もシンガポール入国時に検査を受けるためです。

全ての手荷物を持ち、他の人たちに続いてシンガポールの入国審査カウンターに行き入国審査を済ませしょう。

入国審査と手荷物検査を終えたら、再度自分の乗って来たバスを探して乗り込み、後は目的地への到着を待つのみです。

シンガポールでの入国審査で止められるなどして時間がかかってしまうと、バスに置いて行かれるケースがあります。

その際はバスチケットを後から来た同じバス会社のバス運転手に提示すれば追加料金無しで乗車させてもらえるので大丈夫です。

※お金を払えば別のバスに乗ることも可能です。但しその際は乗車前に必ず行き先を確認するようにしましょう。

シンガポール入国時の注意点

【2022年11月更新】

シンガポール到着前に事前に電子入国カード(SG Arrival Card)の提出が必要です。

シンガポール入国管理局(ICA)ホームページより電子入国カードを提出できます。(※シンガポール到着日の3日前から提出が可能です。)

事前に電子入国カードを提出していない場合でも当日の入国は可能ですが、入国時に記入/提出を求められるため入国審査に時間がかかる可能性があります。できれば事前に提出しておくようにしましょう。

シンガポール入国管理局(ICA)からの電子入国カードの申請方法がわからない場合には、↓の記事でわかりやすく申請方法を紹介しているので参考にしてみてください。

電子入国カードの提出後、申請が認められると許可証が自分が指定したメールアドレスに届きます。

その許可証をシンガポール入国審査時に提示が必要です。

シンガポールのバスターミナル

入国審査後再度バスに乗り込んでしばらく走ると、シンガポール市内に到着します。

シンガポール国内には、マレーシアのような大きなバスターミナルがありません。バスを降りる際、Googleマップなどにブックマークしてバス乗り場を忘れないようにしましょう。

マレーシアに戻る場合はバス乗り場がわからなくならないように気を付けてください。

シンガポール市内のバス乗り場の様子

筆者が利用したバス停はこちらです↓

バスターミナル名:Queen Street Bus Terminal

住所:Ban San St, シンガポール 地下鉄ブギス駅から徒歩約5分

補足:おすすめのバス運行会社

マレーシア⇄シンガポール間にはいくつかのバス運行会社があります。

バス運行会社によって座席の快適さが異なるため、ここでは筆者が乗車して良かったと感じたおすすめのバス運行会社をご紹介します。

おすすめのバス運行会社

・707

・KKKL

上記2つが実際に乗車して見て良かったと感じたバス運行会社です。

DELIMAというバス運行会社は個人的にあまり良くありませんでした…。

バス運行会社707のバス
バスの中の様子(三列掛けの座席でゆったりと快適です。)
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まとめ

ここまでマラッカからシンガポールへの移動方法、および注意点について解説させていただきました。

本記事を参考に、日本では経験することが無い陸路での越境に是非チャレンジしてみてください。

以上ここまでお読みいただきありがとうございました。

それでは、良い旅を!

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