皆さんは水陸両用バスに乗ったことがありますか?その名の通り、陸上と水上を走ることができるバスです。別名ダックバス、ダックツアーなどと言われ、観光地で取り入れている所も多いです。
実はこのダックツアー、マラッカでも体験することができます!
マラッカの観光地でもある水上モスク(海峡モスク)やマラッカの街並みを海から眺めることができる何とも贅沢な体験。
マラッカを訪れる予定の方や水陸両用バスに関心がある方の参考になれば幸いです。
水陸両用バスの乗り場
乗り場・チケットカウンターは同じ場所にあり、白い屋根の建物が目印です。
マラッカ中心部にあり、観光地マラッカタワーのすぐそばですが、低い建物で看板が無いため気付きにくいかもしれません。
また待合場所が狭く、混雑時は人でごった返していることもあるので気をつけてください。
写真のように乗車時刻が近づくと、水陸両用バスが停車しているので一目で分かります。絶好の撮影チャンスでもありますね!
住所:Melaka Duck Tours, Jalan Merdeka, 75000 Banda Hilir, Melaka
電話番号:016-662-7999
営業日:金曜日、土曜日、日曜日、祝日(午前9:30〜午後6:30)
チケット購入
チケットは、乗り場すぐ目の前の建物内で購入します。ネットからの予約は行われていません。
チケット価格は以下の通りです。(2022年時点)
外国人の方:大人(13歳以上) RM48、子供(2〜12歳) RM30
マレーシア国籍の方:大人(13歳以上) RM42、子供(2〜12歳) RM25
マレーシア国籍の方で、55歳以上や障害のある方は割引を受けることができます。
嬉しいポイント!
マレーシア在住の人は、VISAなど証明できるものを提示するとマレーシア国籍の人と同じ価格で購入することができるよ。写真やコピーでもOK。
運行スケジュールについては、時刻表の掲載はなく、カウンターで次回の出発便を案内される形になります。
基本的には1時間に1便、45分間のツアーですが、道が渋滞していたりすると(特に帰宅ラッシュの時間!)、前の便が遅れて到着し、出発が遅れることも。
また連休など混み合う時期は早くから次の便が満席ということもあるので、時間に余裕を持って行動した方が良さそうです。
次の便までしばらく待つことになったら、近くにショッピングモール Dataran PahlawanやMahkota Paradeがあるので、そちらで待つのがおすすめです。
チケット購入の際に渡されるレシートには、人数・乗車時刻・座席番号が書かれています。乗車時に提示が必要なので、無くさないようにしましょう。
座席番号は椅子の背もたれに書かれているので指定された席に座ります。
いよいよ乗車 〜水陸両用バスからの景色〜
所要時間はおよそ45分(海まで往復約25分、海上での滞在時間約20分)です。
スピードがゆっくりなので、目的地まで意外と掛かりますが、道中マラッカの街並みを見れて観光バスに乗っている気分!
海峡モスクはMelaka islandと呼ばれる島にあり、途中およそ500mの橋を渡ります。
Melaka islandには建物がたくさん立っていますが、ほとんど空き店舗・空き家状態。人も歩いておらず、まるでゴーストタウンのようで、夜は結構怖いです。
海峡モスクが近づいて来ると、海へ繋がる水陸両用バス専用の道が見えてきます。そして向かって右手側に海峡モスクが見えてきたと思ったら、あっという間に海へダイブ!
ダイブした瞬間、窓側の方は少し水が飛んでくるかもしれませんが、ほとんど気になりません。乗客一同最も盛り上がるところです!
嬉しいポイント!
海上でUターンをしてくれるから、左右どちらの席に座っていても間近で海峡モスクを見ることができるよ。
海峡モスクだけでなく、マラッカの街並みを海から見ることができるのは、水陸両用バスの醍醐味ですね!
注意点
筆者がこれまで乗車した中で、感じたことや注意点をまとめてみました。参考になれば幸いです。
- 乗車中は陸地・海ともに揺れるので酔いやすい方は注意が必要です。心配な方は酔い止めを飲んでおきましょう。
- 車内は想像以上に暑いです。数台設置されている扇風機も小さく、残念ながら涼しくありません。日中を避けることや、飲み物・タオル・ミニ扇風機などを持参して暑さ対策をしましょう。
- 営業時間は午後6:30までなので夕日を見ることは難しいかと思います。時期によっては、最終時刻のバスに乗れば帰り際に見れるかもしれませんが・・見れたらラッキーぐらいに思っておきましょう!
まとめ
以上、マラッカの水陸両用バスの紹介でした。
日本では見ることができない海峡モスクと、スリルを味わえる水陸両用バスを一度に楽しめるツアーは、旅の思い出に残ること間違いなし!
そして実際に水陸両用バスに乗っている様子や海峡モスクを訪れた際の様子はこちらの動画で見ることができます。興味のある方はぜひご覧ください。
臨場感やマラッカ海峡モスクの美しさがより伝わるかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。