マラッカ観光で訪れたい歴史博物館・海洋博物館

トラベル編
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古都マラッカには博物館がいっぱい!

歴史的建造物が今もなお多く残り、歴史ある街として世界遺産にも登録されているマレーシア・マラッカ。

国内外から多くの観光客が訪れる人気の観光都市で、日本の京都のような場所とも言われています。

マラッカには数多くの博物館があり、特に中心地オランダ広場周辺に集中していて、歩いて巡ることができます。博物館や歴史好きの方にもぜひおすすめしたいエリアです。

マレーシアやマラッカの歴史・文化に関する博物館が最も多いですが、他に工芸博物館や海洋博物館などもあります。

そこで本記事では筆者おすすめの博物館3ヶ所をご紹介します。

マレーシア・マラッカを旅行する予定の方や世界の博物館に関心のある方の参考になると幸いです。

街中で史跡を間近で見ることができます。

The History and Ethnography Museum 歴史民族学博物館

最初に紹介するのは、オランダ広場にあるオブジェ「I LOVE MELAKA」のすぐ奥にある歴史博物館 The History and Ethnography Museum です。

周辺にはマラッカを代表する観光地オランダ広場やジョンカーストリートなどがあり、マラッカで有名な博物館です。

博物館内には建物が2棟あり、それぞれ1階・2階があります。

本館は主にマレーシアの歴史について、別館はマレーシアの文化や生活について学ぶことができます。想像以上に敷地が広いので、しっかり見て回ると最低半日は掛かると思います。

本館1階ではマレーシアの歴史の概要を知ることができます。マラッカ王国時代、植民地時代、そして独立までの様子が展示されています。

本館2階では植民地時代について詳しく知ることができ、当時統治していた国順(ポルトガル、オランダ、イギリス、日本)にパネルが分かれています。(パネルは英語・マレー語表記)

展示物や写真が充実しているので、歴史にあまり詳しくない方でも関心を持ちやすいと思います。例えば日本のブースでは写真のように当時の通貨が展示されていて、貴重な展示品を見ることができます。

別館ではマレーシアの文化や生活について学ぶことができ、当時を象徴する服や小物をマネキンが身に付け再現しています。

例えば、キッチン用品など日用品から伝統的な楽器、また結婚式で使用されるものまで様々な展示品がありました。

こちらの博物館ではお土産ショップがありませんが、記念メダルの自動販売機が設置されています。

メダルにはマラッカを象徴する建物などがデザインされています。チケット販売カウンターの近くにあるので、ぜひチェックしてみてください!

アクセス

The History and Ethnography Museum 歴史民族学博物館

住所:Jln Kota, Banda Hilir, 75000 Melaka

オランダ広場のエリアにあり、大階段を上って2階に入り口があります。

連絡先:06-282-6526

営業時間:午前9時〜午後5時

定休日:月曜日

チケット料金:外国人 大人RM20、子どもRM10

Galeri Kota Melaka / Melaka Fort Gallery マラッカギャラリー

続いて紹介する博物館は、マラッカギャラリー Galeri Kota Melakaです。

先程紹介した歴史博物館 The History and Ethnography Museumから歩いて2分ほどで、こちらもマラッカの中心地に位置します。

洋風な白い建物が目印ですが、外観から博物館と気付きにくいかもしれません。

建物は1棟のみとコンパクトなので、回りやすく比較的空いていて穴場だと思います。

こちらの博物館では主に歴史の概要や伝統文化、遺跡発掘調査について展示されています。

歴史博物館 The History and Ethnography Museumより規模は小さいですが、歴史や文化の全体像を知ることができ、歴史が苦手という方にもぜひおすすめしたい博物館です

建物は2階建てで、1階は植民地時代前の歴史やマラッカでの遺跡発掘調査について展示されています。

2階はマラッカの街並みの移り変わりや、植民地時代について展示されています。また後半部分では伝統的な住居や民族衣装など文化について学ぶことができます。

こちらの博物館では1階、2階共に所々映像ブースがあります。もちろんパネルもありますが、英語・マレー語表記なので、なかなか理解するのが難しいです。

ですが映像であれば、大まかな流れを理解できますし、約3〜4分の映像なのでちょうど良い長さ。お子さんも興味を持ちやすいかと思います。

またベンチも完備されているので、ちょっと座りたいなという時にも有り難いです。。実際筆者も観光で歩き疲れて休憩したかった時に助かりました。

こちらの博物館はなんと入場無料。受付で記帳をしたら、自由に見学することができます。記帳には日付、代表者名、どこから来たかなどを記入します。

映像を用いるなど設備も充実している博物館なので、正直無料と聞いて驚きました。スタッフの方も親切で、素敵な博物館だと思います。

アクセス

Galeri Kota Melaka マラッカギャラリー

住所:1935, Jln Kota, Banda Hilir, 75000 Melaka

オランダ広場から歩いて約2分

営業時間:午前9時〜午後5時

定休日:月曜日

入場料無料

Muzium samudera マラッカ海洋博物館

最後にご紹介する博物館は、マラッカ海洋博物館 Muzium samuderaです。

写真のようにインパクトのある海洋博物館で、高い建物が少ないマラッカではすぐに見つけやすい博物館です。

この巨大な船は、約500年前にマラッカ海峡で沈んだポルトガル船「フロール・デ・ラマール号」を復元したもので、船の中やデッキを自由に見学することができます。

船の中に入ると、展示ブースがあり、当時の航海の様子が分かる船の模型や、交易品、紙幣など様々な展示品を見ることができます。

また博物館の隣の敷地には別館があり、同じく「海」をテーマにしています。海がきれいなマレーシアの名所なども紹介されていました。

別館は靴を脱いで見学するスタイルでした。ほとんどお客さんはいなかった印象です・・

アクセス

Muzium samudera マラッカ海洋博物館

住所:Jln Merdeka, Banda Hilir, 75000 Melaka

オランダ広場から歩いて約5分 (マラッカリバー沿い)

連絡先:06-282-6526

営業時間:午前9時〜午後5時

定休日:月曜日

チケット料金:外国人 大人RM20、子どもRM10

まとめ

以上、マラッカにある主な歴史博物館・海洋博物館の紹介でした。

今回ご紹介した博物館は、全てマラッカの中心地にあるのでアクセスしやすく、ハシゴするのも楽しいと思います!

他にもマラッカの街を歩いているとたくさん博物館を見かけるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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